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森のトトロとのおしゃべり記録です。

太陰暦のお正月の話から、
ちょっと詳しい暦のお話を聞きました。

栗:なぜいつまでも旧暦のお正月を祝うの?

トトロ:そりゃ必要だからね。

栗:一体誰が使うの?

トトロ:太陰暦は農耕民族の暦ともいわれているんだよ。農業には非常に適している。
なぜかって、実は土が月齢の影響を強く受けるからなんだ。
自然農法の走りである「バイオダイナミック農法」を興したドイツのシュタイナーを知ってるかな?
シュタイナーによれば、土は、重力波の影響を大きく受けているのだそうだよ。

栗:じ…じゅうりょくは?

トトロ:土の中の微量元素の分子振動は、物質波といわれる一種の重力波を出しているんだ。
これは、量子論の考え方なんだけど、シュタイナーのバイオダイナミック農法は、
そのしくみを解き明かし、実用化していたと言えるね。

栗:はぁ…。天才の考えることはすごいってことですね♡

トトロ:現在の科学では、土が月齢の影響を受けるのかどうか、解明されていないんだよ。
科学は、なぜ植物が開花するのかすら、ちゃんとはわかっていないでしょ?
ヨーロッパを中心としたエリアで活躍している分子振動科学の研究者たちの中には、
「微量元素と重力波と土の関係」を、科学の仲間にして研究するべきだと主張している人もいるんだけど、なかなか進まないようだね。
ドイツのシュタイナー農法のグループや、各国の伝統的農業をやっている農家の方々は、
この理論をもとに、農業を実践しているんだよ。

栗:他の国ではどうなの?

トトロ:中国やベトナムなどいくつかの国では、旧正月の方がずっと盛大に祝われているよね。
古代中国の「夏暦」(かれき)を知っているかな?

栗:もちろん知りません…

トトロ: 紀元前17世紀~11世紀に、殷王朝(いんおうちょう=考古学的に実在が証明されている最古の王朝。) があるんだけど、さらにその前に、夏王朝(かおうちょう)という国があったと言われているんだ。
その国で使っていたのが「夏暦」で、これが「節分」を新年とする「太陰暦」そのものなんだ。

栗:ほほう~(今度誰かに教えちゃおう~!)

トトロ:古代の賢者、例えば孔子は知ってるよね?
彼も「暦は夏暦を用いよ」と繰り返し言っているんだ。
その後、周王朝(しゅうおうちょう)で、新暦が採用されてからも、
農業を治め、天下を経営するためには、飢饉を起こさない「夏暦」を用いるべきだといわれ、
太陽暦、太陰暦が並行して使われていたんだよ。
太陰暦は栽培には適しているけれど、一年のはじまりがズレていってしまうために、不便なこともある。
戦争を行う際にも、負けないためには、兵糧を計画的に分配する必要があり、
一年のはじまりがズレるカレンダーより、太陽暦の方が便利だったんだね。

栗:太陽に合わせて、一年を365日に分けるのはいいと思うけど、
1月1日が、日本で言えば冬の時期にあたるのはなぜなの?
「春分、秋分、夏至、冬至」のどれかが一年のはじまりの方が、ずっとわかりやすい気がするんだけど。

トトロ:まったくだね。現在使われているグレゴリオ暦の他にもいろいろな暦があって、
8月が新年のはじまりなんていうのもあるんだよ。
1月1日をこの日にしたのは、ユリウス・カエサルなんだけど、
こちらのサイト<こよみのページ>によれば、どうやら太陰暦も関係しているみたいだよ。
カエサルの時代、一年を「365日ぐらい」とする基準は「シリウス」の観測だったんだけど、
今でも明るいシリウスは、この時代は、真っ赤に輝いていて、全天でもっとも明るい恒星だったらしいね。

栗:太陽暦だけあればいいと思ってたけど、太陰暦も大事だってわかってきたわ~

トトロ:「見えるもの」と「見えないもの」の話をしようか。
太陽歴って、光や一年の周期などの「目に見える概念」に基づいているでしょう?
太陰暦は、月の満ち欠けだって見えない日もあるし、「土中の微量元素」や「重力波」が変化していると言われても、よくわからないし、調べにくいよね。
そういうものは、科学では証明がしにくいため、研究が後回しにされてしまっているんだね。
だけど、今みたいに科学を崇拝する時代が来る前は、 土中の微量元素や湧水の中の微量元素、あるいは地下水の流れが及ぼす微量の「分子振動」「重力波」などを、みんな肌で感じていたはずなんだよ。
空気の手触りの違いや、顔に当たる空気のべたつきや、ひやひや感としてね。
土によって生える植物が違うことや、その植物がどんなものなのか、食べられるのか、毒なのか、薬になるのか、五行の変化(浄化/栄養/中和/変化/調整)など、
教えられた知識としてだけでなく、五感で感じて、生活に溶け込んで利用していた。
それは、農業やハーブを扱う人々の現場の中では、今日でも現実であって、迷信なんかじゃない。

栗:確かに「見えないもの」を感じる能力は落ちてる気がする。

トトロ:「科学的に証明された真実」だけを感じればいいと思っている人が多いからね。
習っていないことや、科学が分析できていないことは、まだまだたくさんあるのに、
そういうものを「迷信」と一括りにしてしまっている。
ぼくらが感じなければならないのは、科学的真実ではなく、
農業や生活的な職業の中にすでにあった「科学の証明を超えた職人的感覚」や、
民間の中にもあった生活の中の自然科学だと思うんだけどね。

栗:おばあちゃんの知恵袋的なやつ!?

トトロ:そうそう!おばあちゃんを大切にしよう~!
あれ…?ぼくは、そんなことを話したかったんだっけ…?

栗:月の満ち欠けや、土の変化を肌で感じられるように、もっと自分の感性を磨きたいね~

トトロ:そういう人が増えたら、きっと地球は変わるよ~!

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