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「率直系」

3つ目の率直系が実はこの職場では一番やっかいです。
一対一の揉みができないんですよね、率直系の人というのは。
率直系の人は暗示にかかってきた人。
外の傷、内の傷ではなく「暗示の傷」というのがあって、
一見「傷」に見えません。

理不尽ではないけれども、戒律がはっきりした両親に育てられた場合に多いです。
よいこと、悪いことの定義をしっかり設けられて、よいことをしてきた人。
この人たちはどんな教え方をしても、
つまり、知識で教えても、直感で教えても、
記憶力を使う教え方使わない教え方どっちをやっても、
このタイプの4人で勝負したとすれば2〜3番で覚えてきます。

長所はというと、生命力が最強。
「体力残ってる人いますか」って聞くと「はい」って手を挙げます。
裏を返すとズルをしても体力を残します。
手抜きの達人です、実際には(笑)。

命令されるのは得意です。
そのため、軍隊や看護や介護のように、
あらためて考えて判断するよりも、
すでに判断され決まっていることを確実に実行することが大切な仕事に向いているんです。
だからこそ一対一の揉みはそのままじゃできないんですよね。

この人たちにも禁句はあるんですよ。
「ダメ」って言われるとどうしていいかわからない。
彼らは自分の動機を捨てて
「正しいと言われてきたこと」をする生活を小さい頃から積んできたんですよ。
だから「正しいとされてきたこと」を自分はしているはずなのに、
誰かからダメと言われると
「私は正しいことをやっているのにダメと言われても困ります」という反応をします。
だから率直系の人に「ダメ」って言うと拒否します。

ただ、目上からだけは「上書き」を許します。
(栗木補足:目上を敬うこと、従うことが正しいと教育されているため。)
目上からの「もっとこうして」とか「こういう風に追加して」とかの指示のみが受け付けられるもので、
「ダメ」と目下に言われても受け付けないんです。
だから、このタイプの人は、組織でナンバーワンになってはいけない人です。
師範代ができたとしても、師範はいないといけないし、
社長になったとしても、会長がいないとダメなんです。

ところがね、ダメって言われるとクヨクヨするけど
「こうやればいいんだ」って言うと立ち直ります。

もしも王様に三人の子供がいて、
共感系と論理系と率直系の3人だったとしましょう。
王様にとってはこの率直系が一番かわいく思えるんですよ。
何か指示すれば顔色を窺うわけでも、反発するわけでもなく
「ハイ!」って行動するし、体力残せって言ったら残してるし、
どんなやり方で教えても論理にも直感にも変調しないで2〜3番で覚えてくるし、
?ればへこみ、諭せば立ち直る、そりゃかわいいでしょ?
だから上の兄弟を差し置いて、この子を王様にしたくなるの。

ところがこのタイプってのは、
悪く育った時に何になるかというと「暴君」になるんです。
なぜかと言うと、正しいとされたことをやっている人が、
家来から「それ王様間違ってます、ダメです」って言われたらどうすると思いますか。
処刑するんです。
親とか上司、師匠など目上の人がいない立場にいる時、
誰かにダメと言われたら、自分は正しい行動をしていると思っているので、
正しさに従わないものを、悩んだ末処刑するしかなくなってしまうんです。
よって暴君になりやすいんです。

だから歴史を見ると、かわいい息子をトップにし、
わざわざ暴君を作って国を滅ぼすことが多いんです。
しかも上の人間から見ると、まさか暴君に育つとは思えない。
いいやつじゃないか、と思ってしまう。
けなせばへこみ、ほめれば伸びて、成長しているじゃないかと。
残念ながら違うんですね、これは。
彼は暗示にかかり、正しいとされることをやっている権化なんで、
目下からの諭す言葉を一切受け付けない人です。
これが官僚系になってしまった論理系の人と組めば最強ですね。
官僚と暴君が組んだ組織は滅びる運命にあります。


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